パパの視線の先に‥共同注視｜母乳ケアや育児に関するご相談は横浜市の小さき花 母乳育児相談室へ

皆さん、こんにちは。

赤ちゃんの成長は身体だけでなく、心も育っていくことをご存知ですか？

わずか生後1ヶ月でひとつの物をじっと見つめたり、生後2ヶ月になると目を見て微笑み返してくれます。

この「目を見て」と言う行為は人類特有の行為であり、白目と黒目がはっきり分かれていて視線がわかるとも人類の特徴なのです。

1枚目の写真：赤ちゃんは、パパが読んでくれる声に耳を傾け、絵本をじっと見つめています。

「共同注視」とは、一緒に物を見るなどの方法で同時に同じ物に関心をもつ事をいいます。

2枚目の写真：また絵本を読み終わって、次は何しようかなとパパが左に視線を移すと赤ちゃんも同じ方向を見ます。

この「共同注視」によって赤ちゃんは「パパが見ている物に興味を持ち、何かおもしろい事が始まるぞ！」という経験を積み重ね、人との交流や知的好奇心を抱くようになるのです。

そして視覚と聴覚を一緒に働かせて言葉を覚えていきます。

ぜひ、読み聞かせや赤ちゃんの目線に立って遊ぶことを大事にしてください。

この経験が子どもの社会性や言語、コミュニケーションの発達に影響していきます。

megumi